Interview

セールスレプレゼンタティブ

ホーム 社員を知る セールスレプレゼンタティブ

― これまでの経歴を教えてください。

学生時代は土木工学科に在籍していまして、地盤や地震・河川・海岸など、広く生活に関わるような内容を学んでいました。 小学生の頃には、父親が仕事で使用していたワープロやパソコンを触って遊んでいましたが、その頃からコンピューターに興味を持っていたのかもしれません。大学入学を機に自分用のパソコンを両親に買ってもらったのですが、検索すれば様々な情報が出てくるインターネットの世界に感動し、ますますコンピューターにのめり込んだのを覚えています。 大学の授業ではプログラミングの講義があり、(自分の意志とは関係なく)プログラミングの世界を知ったわけですが、自分が思った様な動作をしてくれない一方で、色々なことができる可能性を感じたのを覚えています。4年次の研究室配属の時に、シミュレーションを活用した研究があるのを知って興味が沸き、流体シミュレーションのプログラミングをする研究室に入りました。

― 新卒入社時の就職活動はどのように進められたのでしょうか?

当初は「学部で学んだことに沿った就職先を」と思い、ゼネコンなどの会社説明会に参加しましたが、いずれの会社も自分が働くイメージが湧きませんでした。そこで、研究室で学んだことを活かせる流体シミュレーション関連の会社も視野に入れることにしました。ですので、いわゆる当社の競合企業の説明会に行ったりしましたね。自社で開発をしている企業が良いなと思っていたのですが、そもそも日本ではシミュレーションコードを自社開発している会社が少なかったり、構造解析しかやっていないなど、希望の就職先探しには非常に難航していました。

そんな中、前職の会社を見つけました。そこは流体解析をしていて、かつ、開発も自社で行っている会社でした。研究室と同じことができる!と思って「希望職種:開発」でエントリーしましたが、「開発のポジションは空いていませんが、営業ならあります」と返信が来て。正直、営業にはあまりいいイメージはなかったので、面接の練習と思って行きました。その時に面接官から、「実は営業といっても訪問営業とかそういうのじゃない。技術力がないとお客様に製品やサービスを説明できないでしょう?だから、奥田さんのような技術的なバックグラウンドがある人が非常に力になってくれると思うんだよね」と言われて、「面白そう」と思いました。自分自身、エンジニアじゃなきゃ絶対に嫌だ、とは思っていなかったですし、正直給料も良かったのでその会社に入ることを決めました。

― 「技術職」を希望していたけれども、「営業職」として入社したんですね。

営業職とは言えまわりは理系出身者ばかりでした。

ただ、僕みたいにプログラミングをやっていた、というバックグラウンドの人は誰もいませんでしたね。

プログラミングをしたかったのですが職種的にもあまりできなくて。何をしようかずっと考えていた時に「じゃあ、自社ソフトウェアについて学んで、お客さんにもそのソフトウェアの性能や使い方などを教えながら、普通の営業じゃないことをすれば売り上げ上がるかも」と思いまして、結果的にプリセールスみたいなことをやりつつ営業をやっていました。今までのバックグラウンドを活かしながら営業する、というのができ、成長できたのかなと今では思いますね。

当社へ入社したきっかけは何ですか?

前職では様々な経験をさせていただきましたが、組織変更のタイミングで自分のやりたいことができなくなることがわかり、自分の年齢も考えて新天地でチャレンジすることを決めました。

そんな時にちょうど良いタイミングでプロメテックに声をかけてもらった、というのがきっかけでした。

「プロメテック・ソフトウェア」という会社名は知っていたのですが、自分の商談の競合になることはなくて、「そういうこともやっている会社があるんだな」ぐらいに思ってました。なので、転職を検討し始めたときには、正直視野に入っていなかったです。

そんな中で当社を選ばれた理由は何ですか?

「開発に携わりたい」という気持ちが強かったので、直接的な開発ではないけれど、開発している人たちと身近で一緒に仕事ができる点に魅力を感じました。

例えば、海外に開発元がある企業の場合、「このお客さんがこういう機能が欲しいと言ってる」というのを伝えたところで、要望が開発元まで届かないことがあるんですね。でも、開発者が近くにいれば直接伝えられますよね。そういうことができるのがまさにプロメテックじゃないですか。他でもできるのかもしれないですけどイメージがしにくかったですね。それなら、開発者が近い方が良いなと。

キャリア採用で入社された方の中にも「開発元が国内にある」、「同じオフィスに開発元がある」という理由で当社を選ばれる方は実際にいますね。

そうですね、それは他社にはない魅力だと思います。なので、自分の転職先としてはほぼ一択でしたね。

僕自身、開発スキルはないのですが、それでも「開発に携わる」ということをしたい、そう思いました。ただ、今やりたいことが十分できているかと言われれば、完全にはできていないので、しっかりと売り上げを上げていきながら今後はもっとチャレンジして行きたいと思っています。

前職でも開発に携わることはできていたのでしょうか?

前職はプロメテックのようにソフトウェアを開発している会社でした。その時は営業発信で「実際にこういう機能があったら、こういうところに売れます」とか、「こういうニーズがあって、こういう風な仕様で作ってください」っていうのもできていました。

営業社員含めて色んな打ち合わせを重ねて開発部に「これを作ってください」と持っていくんです。それはもう楽しかったですね。お客様の要望を聞いて、「作りました!」と持って行って、お客様から「ありがとう」と言っていただけて。すごくうれしかったです。だって、自分がやってきたことが目に見えてお客様の役に立っているわけですから。だから、転職してもそういうことができる環境が良かったんです。

開発は開発部だけがしていると思うじゃないですか。実際に「ソフトウェアを作る」という点ではそうなのですが、別の角度から開発に携わることはできるというのはすごく面白いことなんだよ、ということを読んでいる方に伝えたいところですね。

「プロメテック・ソフトウェアの営業」ってどういう仕事をしているのでしょうか?

正直、「粒子法」とか「シミュレーション」とか、一生出会わない人がたくさんいる珍しい業界だと思うんですね。だから「普通の営業ではない」ということは伝えたいです。

特に当社の様な会社ですと、営業とプリセールスの間になる役割を、営業とエンジニアのどちらかが担わなければいけなくなるので、「営業」じゃなくて「セールスエンジニア」という呼び方の方が正しいかもしれません。BtoBだと自社製品を正しい理解で買ってもらう必要があるので、技術的な説明ができる開発側のエンジニアがセールスエンジニアとしてお客様との間に入ってそういう役割をすることが多いんですね。当社も同じだと思います。

自社製品を熟知して「こういうことはできます」、「こういうことはできません」ということを説明して、納得していただいた上で買ってもらうことが大切だと思います。もちろん、営業には色々なスタイルがあると思いますし、できないことを「できます」と嘘をついて売るのは簡単なんです。でも、当社ではちゃんと製品と技術を理解して売ることができる人、そういう人が必要になるのかなと思っています。

働く上で大切にしていることは何ですか?

色々ありますけど、まずは「やりがい」は大事かなと思いますね。8時間勤務って睡眠時間を除いた活動時間の半分が仕事をしている時間じゃないですか。人生の半分がつまらない時間というのはちょっときついですよね。そう考えるとやっぱり楽しいことがいいし、どうせだったら自分がやりたいことができた方が良いなと思うので、そういうところで仕事や職場は選びたいな、と思っています。

楽しいことというのは、「売れることで喜びを得る」とか、「自分がお客さんからヒアリングしたことを具現化できる」とかだけじゃなくて、「なんか楽しいな」というのも大事だなと思っています。人間関係として「楽しい」と思えることが重要かなと思っていて。今は社内も和気あいあいとしていて、そういう今みたいな感じの職場が良いなと思っています。

業務で大切にしていることは何でしょうか?

業務面ではコミュニケーションを大切にしたいですね。

僕の仕事で言うと、お客様が置かれている状況や課題をいかに理解して社内の関係者に正しく伝えられるか、というところですかね。それは、目的として「解決する」というのがあるので解決して役に立つことで対価を得るのですが、それを達成するために今ある情報を漏れなく伝えられるか、というところは大切にしているところですね。

それと、営業は恋愛と同じだと思っています。恋愛するときも自分を採用してもらいたくて、自分という商品を色々とアピールするわけじゃないですか。「こんなことができます」、「自分のいいところはこんなところです」とか。あとはただアピールするだけじゃなくて「自信がある」ということも大事だと思います。自信がある人って魅力的にみえませんか?(笑) お客様に製品を提案するときにはお客さまの会社の事業や技術について調べるのはもちろんですが、自社製品が輝けるかをイメージするようにしています。そうすることで、自信を持って提案ができるんですね。自信を持って「わが社を!」と言えた方がお客様も安心感があると思います。

プライベートのお話も聞かせてください。お休みの日は何をしていますか?

ごろごろしてますね~(笑)子供たちの部活や習い事はそれぞれスケジュールが違うので、家族揃ってお休み、ということはあまりなくて。なので、大体はごろごろしたり買い物したり、っていうところになりますね。あとは、走っていますね!

何キロくらい走るんですか?

7、8キロくらいですかね。一時間くらい走って、2キロくらい歩いて、みたいな。10年前くらいまでは朝仕事前に走っていたんです。めちゃくちゃすっきりして、仕事にも集中できました。でも朝起きること自体が辛くて、やめちゃいましたけど……。

最後に、当社への応募を考えている方にメッセージをお願いします。

考えていない人に向けて、でもいいですか?

是非来てください、っていうのと(笑) 営業って何をしているか知ってますか?知らないで拒否していませんか?先入観もあると思うんです。やっぱり営業ってノルマもあって、インセンティブもあって、数字を追いかけながら売っていく、みたいな。でもそれと同じくらい大事にしなきゃいけないのが製品理解力やヒアリング力なので、誰でもできる仕事ではないし、やりがいをもってやれると思っています。

当社では、目標はあってもいわゆるノルマ的なものがないですし、「とにかく10億、100億売ってこい」っていう社風じゃないので、商談が成立しなかった場合もちゃんとした理由があれば理解してもらえます。とにかく当社が求めている営業がどんなものなのか、知っていただきたいです。普通じゃないです。誰にでもできる仕事ではないので、どういう仕事をするのか、まずは聞きに来てほしいです。

  とある一日のスケジュール

前日
仕事終わりに北海道へ
10:00
ユーザー様と新機能の活用のディスカッション・新たな機能要望・現状の課題などをヒアリング
12:00
お昼は北海道名物のホッキカレーとホッキラーメン
14:00
新規導入を検討中のお客様への提案
15:30
パートナー企業様との情報共有
16:30
空港のラウンジでゆっくり過ごしながら商談のとりまとめと報告書の作成
19:00
そのまま自宅に帰宅