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よくある質問

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どんな経緯で会社が設⽴されたのでしょうか?

中核企業であるプロメテック・ソフトウェアは、東京⼤学⽣産技術研究所が中⼼となって推進していた⽂部科学省ITプログラム「戦略的基盤ソフトウェアの開発」における次世代構造解析グループで、計算科学技術の実⽤化や産業応⽤に従事してきた越塚誠⼀東京⼤学教授(現社外取締役)と藤澤智光(グループCEO)らのメンバーによって2004年10月に設⽴されました。その後、事業の発展にともない、経営戦略に基づいて各グループ企業の設⽴を進め、2023年10月に持株会社体制へ移行しました。

プロメテックグループのビジョンは?

物心ともに豊かな社会の創造に貢献する、計算科学で世界一の産学協創テック企業群となることを⽬指しています。そのため常に最新の技術を探求し、それを社会実装しながら、新しい市場とビジネスモデルを創出しています。テクノロジー企業集団としてのビジョンを実現するために、競争⼒の源泉となるのは、⾔うまでもなく優秀な社員です。優秀な社員とともに、より強靭な体質をもった企業集団となるため、具体的には、付加価値(付加価値=営業利益+⼈件費)を重視した経営を⼼掛けています。

⼩さな企業の経営は、不安定ではないでしょうか?

安定した利益⽔準を保ちつつ産学連携スキームを確⽴していることが、プロメテックグループの強みだと考えています。利益は、企業グループとしての強靭さを保ち、お客様へ継続して⾼品質の製品・サービスを供給していくための基盤となります。そのため、プロメテックグループでは、事業の成⻑と安定のバランスを最視した経営を実践しており、実際に成⻑分野へ投資をしながら、しっかりとした黒字基調を保っています。具体的には、ソフトウェア販売のライセンスビジネスと、企業・⼤学との共同研究や受託開発による研究成果・ノウハウの取り込みや新規事業への投資をバランスよく推進したり、⼤⼿ハードウェアメーカーやソフトウェアベンダーとの事業提携を柔軟に実⾏しています。研究開発型ベンチャーのビジネス・デベロップメントの経験者や⼤企業役員の経験者を社外取締役として迎えていることも、安定した収益構造を構築する上で、⽋かせない要素です。私たち⾃⾝も⼤きな会社へ成⻑する過程にありますが、会社の規模が⼤きいことが必ずしも経営の安定の条件とは考えていません。ベンチャー企業では、社員⼀⼈⼀⼈が製品やサービスの創造⼒、市場へのダイレクトなアクセス⼒、企業の経営⼿法、競合優位性の確⽴、社会への貢献といった役割分担と責任を求められます。プロメテックグループで鍛えられた社員の「⽣き抜く⼒」は何よりも強い⼒になると⾔えるかもしれません。

⼤企業と⽐較したメリットは何でしょうか?

ベンチャー企業のメリットは、次の3点に集約されると考えています。

1. 経営のスピードと⾃⼰責任体制
2. 新規事業へのチャレンジ精神と成⻑市場での優位性
3. 個⼈の創造⼒の発揮できる環境と社会への貢献に⾒合った報酬

⼤企業は会社として成熟した形態であり、システムとして収益をあげることについて優れた組織です。反⾯、市場がみえにくい新規事業への参⼊は難しい場合もあり、特に技術⾰新によって急成⻑する市場においては市場の成⻑カーブに乗り遅れることも少なくありません。その点ベンチャー企業は、市場のニーズと成⻑に合わせ、迅速かつ柔軟に⾃らを変⾰・成⻑させて、市場とともに会社を⼤きく育てていくことが可能です。当社は透明性の⾼い経営を実践しています。個々⼈の⼤きな役割分担と責任のもと、創造⼒を発揮する機会に⼗分に恵まれる環境で働くということは、チャレンジ精神と創造性に富む⼈には⾮常に⼤きなやりがいを感じていただけると思います。

どんな⼈が働いているのでしょうか?

⼤学研究室出⾝者や⼤⼿メーカーで開発を⾏っていた人、海外で研究に従事していた人、⼤⼿コンサルティング会社で業界に精通し営業に従事していた人など、さまざまなバックグラウンドを持ったメンバーが集まり、⼤学と連携を図りなから開発やコンサルティング業務に取り組んでいます。また、計算科学技術研究の第⼀線で活躍している修⼠や博⼠課程の⼤学院⽣のアルバイトも、プロメテックグループの基盤技術の研究開発に⼤きく貢献しています。

採⽤での実技試験はどのようなものでしょうか?

職種によって異なりますが、応募者がお持ちのスキルと当社の職種のマッチングをなるべく正確に⾏うことを⽬的として採⽤活動を⾏っています。プログラマーであれは簡単なプログラムを組んでいただくか、過去に開発したプログラムを持参していただきます。研究職の場合は、過去の研究論⽂などが実技試験の代⽤となリます。

東京⼤学との関わり、産学連携について教えてください。

プロメテックグループは⼤学発ベンチャーとして、東京⼤学⼤学院・越塚研究室を中⼼とした⼤学の研究室と密接な共同研究開発体制をとっています。また、⻄⽥友是東京⼤学名誉教授が率いる研究グループ「プロメテックCGリサーチ」を⽀援するなど、関係は密接です。東京⼤学近隣にオフィスを持つことにより、⼤学研究者との共同作業やディスカッションを密に⾏えます。本郷三丁⽬駅(丸ノ内線・⼤江⼾線)からも近く、買い物や⾷事に便利な環境です。

職場の雰囲気について教えてください。

様々な分野のプロフェッショナルが集い、集中して事業の発展に取り組んでいます。総じて⾔うと明るく楽しい雰囲気で、年齢差や、上司と部下といったことで気を使うことはありません。⽬的を同じくするチームのパートナーとして、それぞれが互いを尊重しながら仕事を進めています。

会社の上場はいつでしょうか?

「社会の公器」としての経営の透明性を担保し、持続的な企業成⻑を実現するため、 当社の事業特性にふさわしい市場へのIPOを実現したいと考えています。ただし、性急なIPOは考えておらず、現在は、まず市場の期待に応えられる事業構造を創出いくことを優先しています。

ストックオプション制度や従業員持株制度はありますか?

ストックオプションは現在は発⾏していません。むしろ業績の向上に伴い、継続的な⼈事制度の改定によって基本給や賞与の制度を充実させるなど、⼤⼿企業に負けない待遇を現実的に実現していくことに⼒を⼊れています。

⽂系学部の出⾝者の採⽤はしていますか?

もちろんです。企業を成⻑させるためには、研究開発と同程度に、強⼒な経営陣、営業、サポート部⾨、管理部⾨、広報、IRチームが必要です。ベンチャースピリットをもった⽅の応募をお待ちしています。