Interview

製品開発エンジニア 02

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シミュレーションとの出会い

私は大学時代、学部では機械工学を専攻し、修士課程では有限要素法を用いた心臓シミュレータの一部の研究を行っていました。プログラミングを始めたのは修士以降でしたが、小さい頃から何かものを作ることが好きで、四則演算しか行えないコンピュータでも、プログラミングによって生体組織のシミュレーションが行えることに非常に興味を抱き、研究を進めていました。

プロメテック入社の経緯

その後新卒では、精密機械メーカーに入社し、プログラミングのスキルを活かし、設計者向け内製CAEソフトウェアの開発、運用、支援を主に行い、設計現場のニーズを満たすためGPU(CUDA)を使用した高速化も行っていました。その中で私自身が開発したプログラムが設計現場で実際に役立っていたことなど、やりがいに感じていた部分はあったのですが、私自身の技術が一般に通用するものか、技術的にもっといい方法があるのではないか、という疑問を常に抱えながら仕事をしていました。

そんなところにCAEソフトウェアを日本で開発し、粒子法という新しい手法を用い、GPUを活用した計算方法で高速化・市販化を行っていたプロメテックの求人を知り、前職の分野とは違いましたが成長の機会を求め、入社しました。

製品開発エンジニアとして

入社後は製品開発エンジニアとして、「Particleworks」、「Granuleworks」の開発に携わっています。入社後に感じたことは、部内のメンバーのプログラミング技術の高さでした。こんな書き方もあったのかと驚かされることがよくあります。また部内の定期的な打合せや日々のSlackでのやりとり等を通じ、部内メンバーに困ったことを聞ける環境があり、その際否定的なことばが極力使われず、お互いの意思を尊重しながらやりとりが行われ、業務を進めることができていることも入社してびっくりしたことでした。

前職ではCAEソフトウェアの開発を通じて、あくまで自社内の一部門を支援する立場でした。しかしながら、プロメテックでは自分達が作ったソフトウェアが世の中に広く出回ります。そのため、自分達の作ったものに対して責任が大きく増しています。これは大変ではありますが、非常にスリリングで面白くもあります。

メッセージ

これまでの経験から比較すると、プロメテックではエンジニア一人ひとりに初めは戸惑うくらい裁量が多く与えられています。また色々なことへのチャレンジが許される環境も存在しています。ただ、最終的にそれをものにするためには、これまでの下地を理解し、自分自身を理解してもらう必要もあります。こうした環境でともに挑戦をし続ける方からの応募をお待ちしております。