Interview

アプリケーションエンジニア 01

ホーム 社員を知る アプリケーションエンジニア 01

流体シミュレーションとの出会い

私は学生時代、ミルククラウンと呼ばれる水の挙動のシミュレーションに興味をもち、こうしたシミュレーションを実際に開発できればと考え、大学院では流体シミュレーションの研究室に入り、境界適合格子を用いたFVMコード開発、潮汐流の研究に携わりました。

その後自動車メーカーに入社し、商品開発のための流体シミュレーションに携わってきました。そんな中、当時の会社の制度にて海外大学院に留学する機会をもらい、そこでこれまでより興味があった自由表面シミュレーションの研究に取り組むこともできました。海外大学院での経験後は流体シミュレーション部門を離れ、好奇心にまかせて、商品の開発責任者、欧州駐在などプロジェクトマネジメントに携わり、DX(デジタルトランスフォーメーション)のビジネスコンサル等のキャリアを経験してきました。

入社の経緯

しかしながら、学生時代から15年近く無我夢中でCFDのコーディングをしていたのが私の原点であり、シミュレーションを生業として世の中に貢献していきたいという想いが私の芯にありました。そうした想いを抱える中、現職の求人を見つけ、①純国産CFD、②フラットな社風、③最先端のCAE技術、④海外進出、などこれまでのメーカーでのものづくりの経験、コンサルの経験、海外経験を存分に活かすことができる場所であると思い、プロメテックに入社をしました。

現在の業務

現在はプリセールス部門の責任者として、解析コンサルティング、アプリケーション開発、テクニカルサポート、テクニカルマーケティング等、様々な業務に従事しています。当社のお客様は官公庁、メーカー、教育機関、海外企業など多岐に渡ります。最先端の研究開発においては必ず壁にぶち当たりますが、そこで当社に相談いただくお客様が少なくありません。お客様からご相談をうける内容の中には、まだ論文にも出ていない非常にチャレンジングなものもあり、なかなかすぐに要望にお応えするのは難しいものもあります。

しかしながら、「無理難題をご相談される=お客様から期待されている」とも考えることができ、所属する日々エンジニアたちと共に切磋琢磨しながら自己研鑽に励んでいます。ソフトウェアを開発して販売するだけでなく、お客様の最先端の研究開発のご支援をすることも我々の使命であり、こうした業務の一つひとつがチャレンジングでやりがいのある仕事となっています。私自身はシミュレーションソフトのユーザー側の経験を活かし、お客様の立場に寄り添い、お客様に提案できることも強みとなっています。

メッセージ

当社では、1社の製造業メーカーに在籍しシミュレーション業務をするのとは桁違いの多くの業界の仕事に携わることができます。最先端のシミュレーション技術によるソフトウェアビジネスに興味がある方はぜひ当社の話を聞いてみてください。同じ志を持ったエンジニアたちがお待ちしております。